今が変化の時!登別市役所で働く魅力とは?~DX推進、フリーアドレス、昇降デスク等々、新しい働き方を実践中!若手職員から見た働きやすさ~
北海道の南西部に位置する登別市。観光地として有名なこの街で、実は最先端の働き方を実践しているのが登別市役所です。DX推進、フリーアドレス、公用スマホ貸与など、若手職員がイキイキと働ける環境が整えられています。今回は、令和2年度入庁の松井さんに、登別市役所で働く魅力について詳しくお話を伺いました!
ーまずは自己紹介をお願いします。
松井:室蘭市出身で、市内にある公務員の専門学校を卒業後、令和2年4月に登別市役所に入庁しました。今年で5年目になります。現在はDX推進グループに所属しています。以前はこども家庭グループで、児童手当や児童扶養手当の支給、市内にある児童館や放課後児童クラブの運営などを担当していました。
ーなぜ公務員を、そして登別市役所を選んだのですか?
松井:公務員を目指したきっかけは、自治体職員として働く兄の存在が大きかったですね。胆振東部地震の際に災害派遣で活躍する兄の姿を見て、自分も人のために役立つ仕事がしたいと強く思うようになりました。もともと、災害時などに人の役に立ちたいという気持ちがあったので、公務員という仕事に興味を持つようになりました。登別市を選んだのは、専門学校が登別市にあったことがきっかけです。また、学生時代に登別温泉でアルバイトをしていた経験から、観光客で賑わうこの街の魅力に惹かれ、この街で働きたいと思うようになりました。最初は登別市一本で就職活動をしていましたが、専門学校の先生に勧められて他の自治体も受験はしていました。結果的に登別市役所から内定をいただき、第一志望の職場に就くことができました。
ーこれまでに経験した業務について教えてください。
松井:入庁後最初に配属された子ども家庭グループでは、児童手当や児童扶養手当の支給に関する事務手続きがメインでした。また、児童館や放課後児童クラブの運営にも携わり、現場の先生方との連絡調整や、放課後児童クラブの入退所管理なども行っていました。
ー現在の業務について詳しく教えてください。
松井:4年目に現在のDX推進グループへ異動になりました。この部署では職員のパソコンなどを管理する担当でしたが、それまでパソコンやシステムにはほとんど触れたことがなかったので、最初は戸惑うことも多かったですね。グループ内の会話も知らないカタカナが飛び交っていてついていくだけでも大変だったという感じです(笑)
現在は、庁内全体の電子機器の管理や、新庁舎建設に向けた業務見直し(BPR)などを担当しています。BPRでは、全庁的に業務上の課題を洗い出し、改善策を検討しています。昨年は約90個もの課題が挙がり、それらに対するヒアリングなどを実施しました。今年も引き続き、この取り組みを進めていく予定です。
ー業務改善やDX化といった面では、具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか?
松井:わかりやすいところとしては、職員一人ひとりにノートパソコンが貸与され、会議や打ち合わせにも自分のパソコンを持参して参加しています。また、庁内ではチャットツールを導入し、会話のような感覚で上司や他部署の職員と気軽に連絡を取り合っています。電話と違って相手の時間を奪うことなく、自分のタイミングでメッセージを確認できるので、業務効率化に繋がっていると感じています。
会議室には55型モニターやプロジェクターが設置されており、持参したパソコンをつなぐことで資料共有や打ち合わせもペーパーレスでスムーズに行えます。
また、執務室にはファミレスのような席や、上下昇降式のテーブルもあり、部署の垣根を越えて気軽に相談できるスペースも用意されています。モバイルバッテリーやモバイルモニターの貸し出しもあるため、2画面で作業することも可能です。
フリーアドレスを試行実施しているので、自分の働き方に合わせて仕事環境を変えられるところも魅力です。令和8年9月ころに供用開始を予定している新庁舎でも、これらの取り組みは継続され、さらに進化していく予定です。
ー公務員になってみて、元々抱いていたイメージとのギャップはありましたか?
松井:こうして実際に働いてみるまでは、市役所といえば紙の書類が山積みになった机に座って仕事をするイメージでした。しかし、現在の職場環境は全く異なり、想像以上に快適で驚きました。フリーアドレスで自分の好きな場所で仕事ができたり、最新のITツールを活用できたりと、自由な発想で仕事ができる環境だと感じています。
先日インターンシップの学生が来た際にも、市役所のイメージとは違うと驚いていました(笑)堅苦しいイメージを持たれがちな公務員ですが、実際は自由な発想で働けるんだということをもっとPRしていきたいですね。
ー登別市役所の雰囲気を教えてください。
松井:人間関係で悩むことはほとんどなく、とても働きやすい環境です。部署内はもちろん、他部署の職員とも気軽にコミュニケーションを取ることができます。
私は野球部に所属しているのですが、上司や他部署の職員も多く在籍しており、仕事以外での交流も盛んです。業務改善の提案なども、上司に気兼ねなく相談できる雰囲気です。
ー松井さんから見た登別市の街としての魅力を教えてください。
松井:出身地である室蘭市も登別市も、私にとっては同じような感覚なのですが、登別市は都会すぎず田舎すぎず、ちょうど良いバランスの街だと感じています。都会のように時間に追われることもなく、自然も豊かで暮らしやすい環境です。少し足を延ばせば温泉街や海、山などがあり、休日も充実しています。
友人が登別市に来た際は、山奥にある秘湯の足湯に連れて行くことが多いですね。地元の人でも知らない人が多い穴場スポットなんですよ。温泉街にはお気に入りの飲食店もあるので、足湯とセットで案内しています。
ー最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
松井:登別市役所では、新庁舎の建設やDXの推進など、新しいことにチャレンジできる環境が整っています。職員も親切な人が多く、人間関係の面でも安心して働くことができます。職場環境や人間関係で不安を抱えている方もいるかもしれませんが、登別市役所ではそういった心配は無用です!ぜひ安心して飛び込んできてください!
(同席していた松井さんの上席、有馬さんより)
有馬:自分ではいいにくいかもしれませんが、松井君はDX推進グループで新しいことに積極的にチャレンジしています。DXの仕事は、新しいことばかりなので、失敗を恐れずにどんどん挑戦していくことが求められます。彼は失敗しても全くくじけず、むしろ「失敗してもいいや」ぐらいの気持ちで、常に新しいことを吸収しようとしています。今後も登別市役所のDX推進に大きく貢献してくれると期待しています!
是非、松井君のような若者に沢山受験していただき、今後の登別市役所を大きく変えてもらいたいと思っています。
ー本日はありがとうございました!