見出し画像

町民の「当たり前」の暮らしを支えたい〜地元・⻑崎時津町に貢献するために〜

令和4年度に⻑崎時津町役場に新卒で入庁し、現在は社会教育課で働かれている水町 舞愛さんに、公務員を目指したきっかけと現在のお仕事内容、今後の展望などを伺いました。

—まず、水町さんのこれまでのご経歴を簡単にご紹介ください。

水町:もともと地元が時津町で、長崎県内の大学を卒業後、令和4年に時津町役場に就職して現在2年目になります。公務員を志したきっかけは、周囲に公務員の方が多かったのと、小学生の頃に時津町役場の方が税金に関する講話をしに来てくださったんですね。

そのときに「税金があるからこそ普段の日常生活を送ることができるんだ」ということを知り、私も町民のみなさんの「当たり前」の日常を支えるために「公務員になりたい」と考えました。

地元に貢献したいという思いもあり、就活の際も公務員試験は地元の時津町を受け、その他は警察の試験なども受けました。

—その後無事に入庁されたとのことですが、現在働かれている課の体制やお仕事についてご紹介ください。

水町:現在は社会教育課に所属しています。課の職員は15名くらいで、ひとつの事業の主担当と副担当がいるという感じです。基本的には事業ごとに担当者が主導で動くのですが、月に1回課内で協議したり相談したりすることもあります。

私は子ども会や地域子ども教室の事務局、二十歳のつどいなどの主担当をしています。子ども会自体は各地区にあるのですが、その子ども会の代表の方が集まって会議をしたり、町子連のイベントとしてジュニアリーダー研修などをしたり、各地区の子どもたちの交流を促しています。

例えば、令和5年度は国立諫早青少年自然の家で子ども育成会連絡協議会主催でジュニアリーダーデイキャンプを行いました。

この企画はレクリエーションやウォークラリー、食事作りなど集団行動の中で子どもたちの自主性と将来の子ども会のリーダーを育てる目的で毎年行われており、本部役員の方を中心に、子ども会の役員の方と一緒に企画をしていきました。

二十歳のつどいは9、10月あたりから有志の運営委員の募集をかけて、そこから運営委員と一緒に次の年の1月の式まで準備を進めます。

—社会教育課に所属されてからすぐに子ども会等の事業の主担当になられたとのことですが、業務に就くまでにどのような研修がありましたか?

水町:子ども会の業務は入ってすぐに会議があり、第1回の会議では、副担当である係長が会議を進めていたので、その進め方や前の会議の資料を確認して勉強します。全部自分でやるというよりも、都度係長にフォローしていただきながら力をつけていきました。

係長も隣で気軽に相談に乗っていただいていますし、係長以外にも何かわからないことがあれば課内の先輩も課外の先輩も親切に教えていただいています。

—現在役場に入られて2年目とのことですが、1年目に比べて「この部分を頑張ろう」など仕事の進め方などに変化はありましたか?

水町:まずは自分でどうにか頑張って業務をこなそうと思っています。あとは会議を運営する中でこれまでは口述書を作って口述書どおりに話していたのですが、今は口述書を作りつつなるべく自分の言葉で話そうとしています。

—入庁される前とされた後で、公務員の仕事のイメージは変わりましたか?また、現在のお仕事におけるやりがいはありますか?

水町:そうですね……私が持っていた役場のイメージは事務仕事が中心というか、1日パソコンに向かっているようなイメージだったのですが、今所属している社会教育課はイベントごとが多いので、想像していたよりも楽しい職場だなと思っています。

やりがいは、子どもたちが楽しんでいる姿を見られることでしょうか。子ども会のイベントで子どもたちに感想文を書いてもらうのですが、その感想文に「楽しかった」というものや「また参加したい」という声をいただいたときは企画して良かったなと思いました。

—社会教育課の雰囲気はいかがですか?また他の課の方を含む役場内での交流はいかがでしょう?

水町:先ほども少しお話しましたが、わからないことがあればすぐに教えていただけたり、課の中ですぐに情報を共有いただけたりします。

また自分の主担当の業務以外にも、例えば窓口対応で施設の貸し出し等の業務があるのですが、誰もが出来て良いような業務を教えていただいて、協力し合っています。飲み会等は私はそこまで積極的に参加することはないのですが、歓送迎会があるときは参加しています。

他の課の方とは主だった付き合いをすることはありませんが、特に雰囲気が悪いといったことはなく、お会いすれば世間話などをすることはあります。

職員以外ですと、子ども会の役員の方たちや子どもたちと接する機会があるので、必然的に町の方々との交流は多くなりますね。

プライベートでは1年前に別の枠で入庁した地元の友人がいるので、その子とご飯に行くことはあります。

—働き方の面ではいかがでしょう?(休日や残業の頻度、有給の申請など)

水町:イベントごとが多いので、多少土日に出勤することはありますが、基本的には平日の8時45分から17時30分までが業務時間になります。土日に業務がある場合は代休をとったり時間外で対応しています。

残業は役員の方々と夜の会議がある場合はありますが、そこまで多くない印象です。有給休暇も課長自ら取って他の職員にも取るように促してくださるので、取りやすいです。

—今後のキャリアとして、どのようなプランを描いていますか?

水町:まずはいろいろな業務に携わりたいという気持ちがあります。あとは今後自分に後輩が出来たときに、他の先輩方が私にそうしてくださったように優しく教えてあげたいなと考えています。

—最後に、これから時津町に来る方に向けてメッセージをお願いします。

水町:時津町は地元出身の私からも非常に住みやすい町だと思っています。最近では交通渋滞が緩和されてきていたり、お店が充実してきたり、ずっと発展を続けている町で、これからもその発展は続いていくと思います。

子育て支援なども充実しているので、たくさんの人に知っていただくことでさらに発展していけることを願っています。

—本日はありがとうございました。

この記事は2024年2月28日にパブリックコネクトに掲載された記事です。

時津町役場の採用情報はこちら