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福祉のお仕事〜職員インタビュー

世田谷区では、現在約1,500人の福祉職が区民の福祉向上に取り組んでいます。これから世田谷区で働きたいと考えているみなさんを応援するために、福祉職場の様子や福祉職として目指す姿等を先輩職員に聞いてみました。

※令和5年3月時点での情報です。

保健福祉センター生活支援課

採用1年目 職員

とある1日のスケジュール

8:30 始業、1日のスケジュール確認、朝のミーティング・メール等チェック
10:00~ 電話・窓口対応・面接
12:00  昼休憩
13:00~ 訪問・通院同行など
15:00 記録の作成
16:00 事務作業
17:15 終業

仕事の概要と職場の雰囲気を教えてください

 仕事は日中に訪問や面接、電話対応、関係機関との連携などケースワークが中心になります。朝や夕方に保護費の決定に関する事務処理や記録を作成することが多いです。

 職場内は会話が多く、小さなことでも聞きやすい明るい雰囲気があり、課内には同じケースワーク業務を担う職員がいるので、誰にでも気軽に相談できる点が良いです。

仕事で困ったときはどうしていますか

思っていたよりも事務仕事の割合が多く、ケースワークとの両立が難しくなることがあります。先輩に相談して効率の良い仕事の進め方を聞いたり、自身のタスクを整理して優先順位を決めるなどの努力をしています。

今後、どんな福祉職を目指したいですか

1年目に配属された生活支援課は、高齢者、障害者、子どもなど様々な分野の福祉を学ぶことができます。良い勉強の機会を与えてもらっているので、今後は他の部署での実務も経験して、ゼネラルな視点や専門的な知識をもった福祉職員になりたいと考えています。

世田谷区児童相談所

採用2年目職員

とある1日のスケジュール

8:30 始業、1日のスケジュール確認、朝のミーティング・メール等チェック
09:00~ 会議、電話対応、記録入力、打ち合せなど
12:00  昼休憩
13:00~ 所内面接
15:00~ 訪問面接
16:00 記録入力、電話対応など
17:15 終業

仕事の概要と職場の雰囲気を教えてください

 18歳未満の子どもに関する相談を受けています。相談の内容は主に虐待、養育困難、障害、しつけ、非行、里親、愛の手帳の判定などに関することです。  

 みんなが忙しそうだと感じることもありますが、児童相談所は組織として仕事をしていることを実感できるので、相談がしやすい環境です。

仕事で困ったときはどうしていますか

 緊急対応も少なくないため大変ですが、方針決めでは上司から助言をもらい支えあって動けるので、自信が持てます。

 世田谷区には5つの地域にそれぞれ総合支所があり、児童相談所も地域ごとに担当が分かれているので、各総合支所の子ども家庭支援課と連携しながら地域密着型支援ができるのもメリットです。関係機関との顔の見える関係づくりも大切にしています。

今後、どんな福祉職を目指したいですか

身近に医師、弁護士などの専門職がいて専門的な助言が受けられたり、専門研修にも参加できるので、福祉職としての視野が広がります。今後、生活支援や障害者の知識、制度なども学んでいきたいです。

世田谷区の福祉職を目指すみなさんへ

保健福祉センター 子ども家庭支援課長

 世田谷区は、人口、世帯数ともに23区内第1位のまちです。約92万人の区民が誰一人取り残されることなく生き生きと暮らせる世田谷を目指して、高齢者、障害者、子ども、生活支援等様々な分野で福祉職が働いています。

人材育成のしくみ

 世田谷区の福祉職の人材育成として、公務員の行政能力を身に付けるための研修と併せて福祉職としての専門性を身に付けるために、分野ごと、経験年数に応じた階層ごとの研修を行っていきます。

また新規採用職員には指導担当者を指名し、実際の仕事を通じて知識や技術が身に付くようOJTチェックシート等で、先輩職員と仕事の振り返りができるような体制をとっています。

 さらなるステップアップに向けて、「福祉職のあり方・人材育成ビジョン」を作成しています。このビジョンの中では、経験年数に見合った知識や技術など福祉職として求められる能力がはしごを登るように移行できる「キャリアラダー」の仕組みを示し、職員一人ひとりが自身のスキルを確認しながら次の目標を定めてステップアップを目指していきます。

昇任制度

 福祉職が管理職を目指す昇任制度が整っています。私自身、上司や仲間に恵まれた環境の中、専門性を深め、視野を広げた仕事に取組みたいと思い管理職になりました。

応援しています

 ワークライフバランスも大切にしている世田谷区では、それぞれの目指していく働き方はありますが、自分を大切にしながら、福祉職として働きたいという思いや未来のキャリアプランの実現に向けて進んでいけるよう、応援していきます。私たちと一緒に専門職を含めた多職種のチーム支援で、区民が生き生きと暮らせるまちづくりに取り組んでいきませんか。

この記事は2024年3月22日にパブリックコネクトに掲載された記事です。
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