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茅ヶ崎のこと、もっと好きになってから受験してみませんか?~採用担当からのメッセージ~

神奈川県茅ヶ崎市で採用担当として働く山田さん、後藤さんのインタビュー記事です。

今回は採用担当として、どういった人と一緒に働きたいか?受験前にどうやったら茅ヶ崎をもっと好きになるか?といったことをざっくばらんにお話しいただきました!

ーまずは簡単に自己紹介をお願いします。

山田:私は茅ヶ崎市の出身で、都内の大学を卒業後、平成25年度に茅ヶ崎市役所に入庁しました。広報の部署や総務省への派遣などを経験し、現在は職員課人財育成担当で採用を担当しています。

後藤:私は平塚市の出身で、都内の大学を卒業後、新卒で茅ヶ崎市役所に入庁しました。初めての配属が職員課で、現在は2年目です。山田さんと同じく採用を担当しています。

ー公務員になろうと思ったきっかけと、茅ヶ崎市役所を志望した理由を教えてください。

山田:昔から公務員を目指していたというわけではなく、ちょうどリーマンショックの影響で社会全体が不安定な状況になったことがきっかけでした。将来への不安を感じたため、安定した仕事に就きたいと考えるようになりました。

当時は、やりたいことが決まっていなかったということもあり、幅広い業務ができる場所がいいと思っていたところ、学校の先輩から公務員はいろんな業務を経験できるという話を聞き、安定と多様な業務内容を兼ね備えた公務員という選択に魅力を感じました。

国家公務員や都・県庁職員も視野に入れていたのですが、最終的には地元である茅ヶ崎市役所を選びました。家族や友人が住む地元で働くことは、私にとってあらゆる面で大きなメリットであり、やりがいにつながると考えたからです。

多くの人は志望理由を固めてから就職活動をするかもしれませんが、私の場合は就職活動をしながら、自分の中で漠然としていた志望理由を少しずつ固めていきました。

後藤:私は親が公務員だったということもあり、公務員という職業は学生時代から身近な職業でした。就職活動を始める際、改めて公務員か民間かと考える機会もありましたが、やはり地域の人と近い距離で働きたいという思いが強かったので、市職員を志望しました。

また、受験当時は、自宅から自転車で通える範囲で働きたいと思っていたので、平塚市役所と茅ヶ崎市役所を受験しました。平塚市は最終選考まで残ることができなかったため、結果茅ヶ崎市役所1択となりました。 (ですが、実は民間企業も1社だけ受けていました。)

ー職員課のお二人から見て、茅ヶ崎市役所はどのような雰囲気ですか?

山田:良い意味で、ちょうどいい緩さで働くことができる環境だと思っています。採用試験を受験する方の多くも志望理由として挙げていただいているのですが、人の温かさを感じることができます。これは、街の人はもちろんなのですが、働いていると職員の温かさも感じることができます。

後藤:自治体の窓口や、その後ろで仕事をしている職員は、無言で忙しそうに働いているようなイメージを持っていましたが、実際に働いてみると「こんなに何でも聞いていいんだ」と思えるくらい話しかけやすい職場ですね。

私はまだ職員課の中で一番年下なのですが、皆さんにとても気にかけていただき、何でも教えてもらえるので、「一番下だから大変!」といったことは全くなく、とにかく楽しくやらせてもらっています!

他の自治体の働き方は見たことがないですが、何でもお互いにコミュニケーションをとりながら進めているなと感じています。

山田:誰かが困っていると、「こんなに来なくても大丈夫だよ?」って思うくらいに近くの人がどんどん集まってきて、一緒に調べてくれたり解決に向けた意見をくれることがあります(笑)

なんというか、放っておけないんでしょうね。本当に温かい人ばかりだと思っています。

ー困っている人を放っておけない職場、とても魅力的ですね。では、お二人が採用担当として特に力をいれていることなどはありますか?

後藤:色々と頑張っているところですが、特に広報に力を入れようという今年度の方針があります。自分たちで動画を作ってみたり、職員にインタビューをしたり、まずは色々な人に茅ヶ崎市役所のことや仕事のことを知ってもらいたいと思っています。

また、インターンシップや内定者交流会もとても大切だと思っています。それぞれのテーマを明確にして、入る前も入った後も志望度を高く持ってもらい、辞退者を減らせるような内容にしようと心がけています。

山田:採用そのものを変えようという動きもあります。企画部門と一緒になって、まずは採用政略といった部分からしっかり考えようというところですね。

これまでは「茅ヶ崎」というネームバリューもあってか、何となく人は集まっており、戦略的な部分はあまり考えられていなかったと思っています。今更ではありますが、「なんのための採用なのか」というところを改めて見直さないといけない、と現在は様々な取り組みを行っています。

例えば、職員課だけではなく、他部署の職員も含め採用について話し合うような機会を設けたり、試験のやり方についても変えていこうといった話し合いも行われています。

ー茅ヶ崎市では、今後魅力を発信するためにどのような取り組みをしていく予定なのでしょうか?

山田:夏以降の時期に2か月に1回程度、対面やオンラインで茅ヶ崎市役所での仕事や働き方などを紹介する仕事研究会、採用説明会を開催していきたいと考えています。

OB訪問も、現在は個人や母校からの希望に委ねられていますが、今後は職員課として学生や学校からの申請を取りまとめ、積極的に実施していきたいですね。

↓11月22日(金)に実施予定の「仕事研究会」のページ↓
https://public-connect.jp/employer/66/news/514

また、今後新たにやっていきたい取り組みとして、保護者向けの説明会も企画してみたいと思っています。最近は親御さんから勧められて公務員に興味を持つ方も多いと聞きますので、そういった層をターゲットにしています。就活生だけではなく、幅広い層へ「茅ヶ崎市役所」という職場を少しでも多くの方に知っていただくための情報発信に力を入れていきたいですね。

コンテンツとしては、動画やブログの作成にも力を入れているところで、とにかく様々な形で茅ヶ崎市や職員課の取り組みを知っていただける機会を提供する予定です。

インターンシップの事をPRするために自作した動画
こちらから実際に視聴することができます

ーお二人は採用担当として、今後どういう人に受験してもらいたいですか?

後藤:私はとにかくお話ししやすい人が良いですね(笑)

一緒にやっていて楽しい人や、茅ヶ崎を好きになってこれから盛り上げたいと思ってもらえるような人と一緒に働きたいです。

市職員は、市民の方や業者の方、職員同士とあらゆる人と関わります。お互いが「関わってよかった」という関係性を築くことができるような人にぜひ来ていただきたいです。

山田:新しい発想はコミュニケーションから生まれるものだと思っているので、この人と一緒に何かをやりたいと思えるような人や、茅ヶ崎で働くことを魅力に感じてもらえるような人に受けてもらいたいですね。

「何となく公務員になりたい」「受かったところで働きたい」ではなく、他ではない「茅ヶ崎」で働きたいと思っている人と仕事ができればと思います。ここで働くことに魅力を感じているからこそ、仕事にもやりがいをもって働けると思っています。

ーでは、茅ヶ崎のことをもっと好きになる、又はもっと魅力を感じるためにお勧めの方法はありますか?

後藤:何か特別なことをするわけではなく、ただ茅ヶ崎に来て、散歩をして、見つけたお店に入ってみるだけで「茅ヶ崎っていいな」と感じるはずです。

自分と茅ヶ崎の思い出を作ることで、もっと茅ヶ崎を好きになれると思います。

山田:後藤さんの言うとおりで、足を運んでもらって、茅ヶ崎の人と話をしてもらうのが一番いいと思います。「自分と茅ヶ崎の思い出」という素敵な表現が出ましたが、風景だけではなく、人のつながりがあってこそ、より鮮明な思い出になりますよね。

是非、お店でも、飲食店でも、それこそ海辺の人でも構わないので、茅ヶ崎の人と話してみてください!

後藤:茅ヶ崎は「湘南」という華やかさがあり、良い意味で他とは違う緩さもあると思っています。

山田:確かに駅前なのにサーフボードをもって、上半身裸で海に向かっていくような人もよく見かけます。近隣の市街地では中々見かけないですよね(笑)

これも茅ヶ崎ならではの人柄や雰囲気が作り出しているんだと思います。

ーお二人が思う、茅ヶ崎市役所で働く魅力や職場の特徴を教えてください。

後藤:見てのとおり、夏場はアロハシャツで働くことができます(笑)とても楽ですし、茅ヶ崎ならではの特徴だと思っています。

山田:人数的にも組織規模的にも、大きくもなく小さくもない、正にちょうどいい自治体だと思います。市長も普段から「トップダウンではなくボトムアップが大事!」と言っていて、下から上に提案しやすい風土があります。

公務員というと、決まった仕事をやるとか、上から指示されたことをやるといったイメージがあるかもしれませんが、茅ヶ崎では自分から発信してチャレンジすることができます。

後藤:職員課にいるからということもありますが、知り合いがとてもできやすい環境ですね。規模が大きすぎない自治体なので、一緒に働いたことは無くても、見たことはあるといった関係性になることができます。業務で少し話すようなことがあれば、顔見知りから一気に距離感が縮まり、庁内ですれ違った際に挨拶を交わしたり、立ち話をするようなこともあります。近すぎず、遠すぎず、お互いが程よい距離感でいることができる環境です。

ー採用活動をしている方に伝えておきたいことはありますか?

山田:採用とは少し異なりますが、茅ヶ崎市では現在「キャリアデザイン」にも力を入れています。キャリアデザインというと、「仕事」のことだけをイメージする方が多いと思いますが、茅ヶ崎市では、仕事だけでなく、家庭や趣味などを全て含めたキャリアについて考えるものとなっています。個々人が描くキャリアを面談などでフォローしていく体制がある茅ヶ崎市は、他自治体とは違う強みかもしれません。

若手職員向けのワークショップに加え、中間層に対してもワークショップや個人面談を実施しているため、幅広い層でキャリアデザインを考える機会が与えられています。

ー最後に、採用担当としてメッセージをお願いします。

後藤:採用試験を受験いただく際、面接の受付にはきっと山田さんや私がいます!まずは気軽に話しかけてください!

面接は緊張だけでなく、実は楽しいということを伝えたいと思っています(笑)

受付だけでなく、手続きや見学で来庁した際にも、見かけたら是非声をかけてください!

異動が無ければ、来年度も採用担当として皆さんをお迎えしますので、是非お待ちしています!

ー本日はありがとうございました。

この記事は2024年11月13日にパブリックコネクトに掲載された記事です。

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