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軽井沢の自然豊かな環境で子どもたちと触れ合える!〜温かな人に囲まれた、子育てしながら安心して働ける環境〜

長野県軽井沢町で保育士として働く松崎 可奈さんと篠原 杏奈さんに、勤務体制ややりがい、軽井沢町ならではの環境についてお話を伺いました。

ーはじめに、これまでの経歴を簡単にご紹介ください。

松崎:生まれも育ちも軽井沢町です。大学卒業後、大好きな軽井沢町の子どもたちと一緒に過ごしたいと思い、2008年に軽井沢町に就職しました。

また出産・子育てを経てからも働き続けたい気持ちがあり、公立の保育園なら給与面など安心して長く働けるのではと考えたためです。

篠原:短大で保育士免許と幼稚園免許を取得後、大学に編入して福祉を学びました。その後、近隣の自治体で保育士として数年働いてから、2015年に軽井沢町の保育園に転職しました。

軽井沢町は子どものころに訪れたことがあり、この緑豊かな環境がとても好きだったんです。また、公立の保育園は異動があり、さまざまな先生方から学べて成長できると感じたため、公立保育園を選びました。

ー配属先と組織体制について教えてください。

松崎:入庁後、軽井沢町にある4つの保育園のうち3園に配属されました。3〜4年に1回のペースで異動しています。

現在は南保育園の4歳児クラス担当で、2人の担任制で21人を見ています。南保育園では2回産休に入って復帰しており、8年目になります。

篠原:私は今のところで2箇所目です。今まで2回産休に入っていますが、最初に配属された保育園に育休明けに復帰したので、安心して働けました。育休明けの配属については、保育園の状況によりますが、家からの通いやすさなども考慮されていると思います。

昨年度から、西保育園に異動になり今年は3歳児クラスの担任をしています。町内で一番大きい保育園なのですが、年少クラスは32人のお子さんを2グループに分け、1グループ2人体制で保育をしています。昼食や昼寝などはグループで分かれて過ごしますが、32人で一緒に過ごすこともあります。

ー同僚の方との情報共有はどのようにされていますか。

松崎:南保育園は朝のミーティングが週1回あり、1週間の確認や連絡事項の共有をしています。あとは必要に応じて職員会を開いています。休み時間は休憩室でゆっくり過ごすことができ、休憩が重なった保育士と色々な話をしています。

篠原:西保育園は月・水の夕方にミーティングがあるので、そこで1週間の流れを確認し、必要に応じて職員会を開いています。

ー勤務体制と休日について教えてください。

松崎:南保育園は早番・普通勤務・遅番があります。早番は7時30分から16時15分までです。バス登園に合わせたシフトもあり、8時から16時45分までです。普通勤務は8時30分から17時15分までです。遅番は9時15分から18時ですが延長保育の関係で、18時30分ごろに終わります。その分超勤をつけています。

篠原:西保育園もほぼ同じシフトで、バス当番は主に園長先生や副園長先生が行っています。遅番は9時15分から18時まで勤務する人と10時15分から19時まで勤務する人がいて、これらのシフトが大体月2回ずつ入ります。また、土曜保育も1〜2ヶ月に1回の頻度で回ってきますね。

松崎:休日は土日祝日です。軽井沢町は休日保育もやっており、年に1〜2回担当することもあります。代休は平日にとれますよ。

ー子育て中でも働きやすい環境ですか?

篠原:自分の子どももちゃんと見て、仕事は仕事で楽しんでいます。自宅から一番近い保育園に所属しているので、子どもの送迎も短時間で済み、早く家に帰れて本当にありがたいです。また、有給休暇の取得や子どもの急な体調不良の際も休みの対応をさせてもらえるので助かっています。

ー新任の保育士に対しては、どのようなサポート体制ですか?

篠原:現在は複数担任制で、ベテランの先生と組んで教えてもらっているのでとても働きやすい環境だと思います。また、研修もとても多いです。公務員としての県の新人研修や軽井沢町の保育士研修、近隣の町との合同の研修もありますよ。

松崎:今はタブレット端末を1人1台ずつ支給されるので事務仕事がタブレットで済み、持ち帰りの仕事もありません。職場環境はどんどん改善されています。

ーお仕事のやりがいは何でしょうか。

松崎:子どもの成長を間近で感じることができるのが一番大きいかなと思います。​​子どもたちが日々の生活や遊びの中でいろいろな経験を通して、毎日成長していくことがわかるんですよね。その日、その時間の子どもたちの活動を細かく見て、そのときのひとりひとりの子どもに合わせて保育していくことが、やっぱり面白いしやりがいを感じますね。

家庭ではお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんたちが愛情をかけて育ててくださっているお子さんたちを、私たちも保育する中で「大好きだよ」という気持ちを伝えると返ってくるのも、すごい嬉しいです。

篠原:最近は子どもたちに主体性を持たせる保育へと変わってきています。以前は「今日はこれをしよう」と保育士が環境を整えることが多かったのですが、今は「今日は何やりたい?」「これとこれとこれがあるよ。」などの提案をし、子どもたちがやりたい遊びを選べるような保育の設定をするようになりました。そうすると子どもたちがよりワクワクしたり、キラキラと目を輝かせたりするんです。

その様子を見ると、「これからどんな遊びが広がっていくのだろう」と一緒に楽しみな気持ちになります。また、当たり前ですが子どもたちは誰一人として同じではないんですね。難しいなとも思いますが、ひとりひとりに合わせた保育士の声のかけ方の工夫や、環境の設定などで全然違う子どもの姿が見られます。そういったところを考えて、子どもたちが遊びに夢中になって楽しんでいる姿を見たときはやりがいを感じます。

ー反対に、お仕事で大変なことはありますか。

松崎:保育士もそれぞれの保育観があるので、自分の考えを相手に受け入れてもらいやすく話すことが、難しいと感じる時があります。でも、お互いに意見を言い合って同じ方向性を向けたとき、一気に協力体制が強まって保育がさらに前進するように思います。

篠原:保育士は子どもだけでなく、親御さんや職員、地域の方々とも関わるため、本当に人が好きでないとやっていけないと思います。人と付き合うからこそ大変なことがたくさんありますが、逆に楽しいこともたくさんあります。

ー篠原さんにお聞きします。以前働いていた職場との違いを感じるときはありますか。

篠原:軽井沢町は、仕事にメリハリがあって先生達がかっこいいなと感じました。前の職場が良くないという事ではなく、軽井沢町の先生たちが、子どもたちのために一生懸命働いている姿を見て、本当に素敵だと強く感じました。

ー保育士として働く中で感じる、軽井沢町ならではのよさなどありますか?

松崎:自然の豊かさですね。お散歩コースがいっぱいあったり、ちょっと歩けばどんぐりが拾えたり。園庭に出るだけでもキジの鳴き声が聞こえるんです。冬には雪遊びを保育士も一緒になって思いっきり楽しんだりできるのが魅力だと思います。

篠原:軽井沢町は本当に景色がよく、空気も澄んでいます。春にはタンポポが咲いたり、桜が舞ったり、ちょっと外に出るだけで四季折々の自然を感じられます。リスやキツネ、キジなどを見かけることもあって、まるで動物園にいるみたいで。子どもと一緒にこれだけの自然を感じられて幸せです。

ー今後どのような職員になっていきたいですか?

松崎:保育士になった時からずっと思ってるのですが、朝は泣いてきた子どもたちが、帰る頃には「楽しかった」と言えるような保育をしたいです。あと、自分自身や周りの保育士たちも、「今日も楽しく過ごせたね」と言えるような、安心して仕事ができる環境を作っていきたいです。

篠原:「笑う門には福来る」が座右の銘なのですが、いつも私がニコニコして、保育園もお家のように楽しくて明るい場所を作りたいと思っています。子どもたちが明るい気持ちで保育園って楽しい、行くのが楽しみと思ってもらったり、保護者の方にも安心して預けてることができると思ってもらえるような保育士になりたいとずっと思っています。

最近は中堅の立場になってきたので、自分もおごらずに初心を忘れずに、若い方の声も聞きながら、みんなで楽しくできる職場を作りたいと思っています。

ー最後に軽井沢町の保育士を目指す方に一言お願いします!

松崎:軽井沢町は保護者の方たちも子どもたちも、本当に温かいです。長く働くことができる環境ですので、ぜひ来てください。

篠原:私は通勤時間はかかっているのですが、その時間が仕事とプライベートを切り替える時間にもなっているように感じます。軽井沢町に入って間違いなかったと思っています。ぜひ一緒に働きましょう。

ー本日はありがとうございました。

この記事は2024年6月5日にパブリックコネクトに掲載された記事です。
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