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民間企業で培った営業スキルを活かせる公務員事務職!〜最高のワークライフバランスでのびのび働ける三重県御浜町役場の事務職とは?~

三重県御浜町役場の健康福祉課で事務職として働く奥西さんに、これまでの経歴や御浜町役場での仕事についてお話を伺いました。

—これまでのご経歴を教えてください。

奥西:御浜町で生まれて、高校卒業までをここで過ごしました。大学進学で上京し、卒業後は民間企業のハウスメーカーにて、住宅営業として5年間勤務していました。その後、御浜町役場に転職して現在1年目です。

現在は健康福祉課で、障がい者の方や障がいをお持ちのお子さんに関わる業務を担当しています。福祉サービスをご利用いただく際の手続きにおいて、窓口対応や事務処理を行っていますね。

—なぜ民間企業から御浜町役場へ転職されたのですか

奥西:はじめにハウスメーカーを選んだのは、就職活動中にハウスメーカーで勤めている先輩の勧めです。「人の幸せに携われる仕事をしたい」と考え、その思いに叶う就職先だと思ったんです。

ただ、そのハウスメーカーでたまたま三重県四日市市の支社に異動されまして。御浜町から近くはないものの、帰省頻度が増えて「御浜町で働きたい」という想いが増えてきました。また、妻も私と同じく御浜町出身だったこともあります。

御浜町で「人の幸せに携われる仕事」とは何かと考え、町民への公益性が高い公務員に転職することに決めました。また、民間企業でハードワークが続いていたので、家族のためにワークライフバランスを見直したいと思っていたことも公務員転職の理由ですね。

御浜町第一で、他の役場の試験は受けていません。

—御浜町役場の公務員試験について教えてください。

奥西:筆記試験(作文・教養問題)と面接試験1回です。私は9月に試験を受けました。勉強すること自体が、おそらく5〜6年ぶりでしたね。1か月ほど勉強して解き方の感覚を掴みました。面接は、人生2回目の就職活動だったので緊張はしませんでした。

質問は、志望動機・前職でのやりがい・達成感があった仕事・社会人になってからあらためて公務員転職を希望した理由など、私自身の人となりを中心にみていただいている印象でした。

また、御浜町役場でどういう仕事をしたいかも問われました。私は地域復興をしたかったので、直接地域を盛り上げていくイベントを企画課として携わりたい気持ちを伝えつつ、それだけが地域復興ではないという認識もあったので、どこに配属されてもその職務を一生懸命遂行することが地域を盛り上げることにつながると考えていると話しました。

ー(インタビューに同席していた採用ご担当者様へも質問)御浜町役場で求める人物像はどういった方なのですか?

採用ご担当者:御浜町では筆記試験と作文試験では客観的な能力実証を、面接では人となりをみています。具体的には「町民のことを考えて行動できる人か」「誠実に対応し、信頼される人か」などの要素をみています。

—課の体制や、入庁後の教育体制について教えてください。

奥西:課全体では20〜30人おり、私が所属する係は主査、主幹、会計年度任用職員、私の計4人です。年齢層は20代から40代が多いです。

入庁後はまず約1週間の研修を受け、そのあと担当課に配属されました。福祉に関しては知識ゼロで入庁したので、年齢の近い先輩に手取り足取り教えてもらいました。その先輩が前年度に担当していた仕事の一部を、私が引き継いだんです。

2か月程度で窓口対応は一人で対応できるようになりましたが、手続きに関する事務は今も先輩に確認していただきつつ対応しています。

ー民間企業で得たスキルや、社会人経験は活かされていますか?

奥西:前職が営業だったおかげで接客には慣れていたので、町民とのコミュニケーションは苦になりませんでした。営業や顧客折衝を経験されている方は窓口業務に慣れやすいんじゃないかなと思います。

また、前職では家を買っていただくという、お客様に「話しかける立場」でしたのでかなり気を使いましたが、今は、申請に関する相談や質問をしに「来ていただける立場」になったので、そういった点では少し気が楽になりました。

ー職場の雰囲気について教えてください。

奥西:御浜町役場は上下関係がそこまで厳しくなくて、年齢が離れていても話かけづらいとは思いませんね。不明点も気軽にきくことができますし、風通しがいい職場だと感じています。

また、部署同士の連携も良く、窓口に「どこの課が担当かわからないけど、とりあえず健康福祉課に来た」という住民には、課を超えて連携して動いたりします。入庁1年目なので完ぺきではないですが、顔と名前や担当業務はおおよそ把握しているので相談しやすいです。

ー働き方について教えてください。

奥西:転職によって、働き方が大きく変わりましたね。前職では始業が10時で終業が18時45分、現在は始業が8時半で終業が17時15分に終わり、終業時間が早くなったのでだいぶ体が楽になりました。御浜町役場に入庁してから限られた時間を意識して働くという働き方になり、時間外業務も減りましたね。

残業は時々1〜2時間する程度で、繁忙期でも前職ほどは多くありません。上司が残って部下が帰りにくいといったこともなく、上司も早く帰ります。

休日は土日祝です。また、私の課では積極的に年次有給休暇を取得するよう声をかけられるので取得しやすいです。2週間前ぐらいに伝えるようにしていますが、もちろん2〜3日前に申請して休むことも可能ですよ。御浜町役場自体でも、年次有給休暇の日数が14.8日(R4平均)で三重県内の市町のなかでも平均を大きく上回っていて一番多いとも聞いています。

ー職場での服装について教えてください。

奥西:スーツや制服でないといけないような厳しい規定は特にないです。防災服のジャケットやポロシャツを着ていたりカジュアルな服装の方も多い印象ですね。

ー職場の人との業務外での関わり合い方を教えてください。

奥西:仕事終わりにふらっとみんなで飲みに行くという文化はないですね、御浜町には都会にあるような居酒屋が多くないので。

そうではなく、事前にイベントとして予定を立てて飲みに行く機会はありますね。あとは年齢層の近い職員で集まったりすることがあります。今年の夏はバーベキューイベントがあり、そういうところで交流をしています。

ー御浜町での暮らしについて教えてください。

奥西:通勤は車で15分以内ですし、近場にスーパーもあるので暮らしやすいです。娯楽が少ないので、土日は都会と比べてしまうと物足りなさを感じることがありますが、平日はとても暮らしやすいので気にならないですね。

日々の暮らしの中で、ワークライフバランスがすごく充実していることを感じます。自由にのびのび暮らしながら仕事をしています。

ー最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします。

奥西:御浜町に地縁のない方のご応募でもぜひ来ていただきたいです!他の地域からの視点が強みとなりきっと良い作用を起こすと思っています。ぜひ、一緒に御浜町を一緒に盛り上げていきましょう。

—本日はありがとうございました。

この記事は2024年3月19日にパブリックコネクトに掲載された記事です。
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